【ここは一体…戸惑いのベーカリー】TEDBOY BAKERY @Bangsar, KL

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バンサー（Bangsar）のパン屋さんにふらっと入ってみた。

バンサーでバナナリーフを食べた帰りに通りかかり、気になったベーカリーTEDBOY。
正直このパン屋さん知らなくて、特に期待もしてなかったのですが、入ってみるとなんだか美味しそうなものがたくさんあったのです。
そして若干疑問も。見慣れない雰囲気がそこにはありました。

※バナナリーフカレーの過去記事はコチラ※

お店の様子

場所はBangsar Villageのほど近く。

パン

こじんまりとした店内に商品がぎっしり。
間口は小さいですが、奥行きがあって、カフェスペースもあります。
店員さんはマレー系らしきお兄さんが一人。

デニッシュ系も豊富。パンはとっても西洋っぽい雰囲気。さすがバンサー。

Savery系のパンも充実しています。

ケーキ

マレーシアでは珍しく生クリーム系ケーキも見えます。よく見ると「Pandan」や「Gula Melaka」の文字。

すごく西洋色の強いお店ですが、商品はMalaysian Fusionな感じ。
どこにでもある某コーヒーチェーンのようでいて、日持ちしないクリームケーキ×Pandanの組み合わせはなかなか特徴がありますよね。

素材はありきたりなのですが、この文化の融合具合？割合？がなんとも斬新というか、絶妙で違和感があるというか…
他では見ないなと思ったんです。さすがバンサー（二回目）。

オリジナル商品

このあたりはスプレッド。

すごい、サーモスのタンブラーまで。

この日は時間がなくて、何点か適当にパンを買ってそそくさと帰ったんですが、どうしても気になりまして、お店についてちょっと調べてみました。

※ちなみにパンは普通に美味しかったです。またバンサー行く機会があればリピすると思う。

Tedboy Bakeryについて

▼Tedboy Bakery 公式サイト
Tedboy | Online Shop | Online Delivery | Dropship | Cakes & Cookies

公式サイトをいろいろと確認したところ、以下の点が判明しました。

• 2012年、 Telawi 4, Bangsarに第一号店をオープン。（今回行ったとこだ！）
• エドワードとパトリナ夫婦が始めた。店名のTedは息子の名前。
• ハラル認証を取得している

ふむふむ、なるほど。なんとなくオリジナリティの理由が見えましたね。
お店を始めたのはおそらく外国籍の夫婦で、マレーシアの風土文化を取り入れながらビジネスを拡大したのですね。さすがバンサー（3回目）。

バンサーには外国人オーナーのお店が結構多いのでは？と感じているので、お土地柄なのかもしれません。

まとめ

今回、たまたま入ったベーカリーでの「違和感」から、文化の融合具合であったり、そこに至った歴史のようなものを垣間見ることができました。

「ただのお洒落に飲める場所」だけではないバンサーをちょっとだけ知ることができた気がします。

お店にはイートインもあったので、週末にカフェ難民になった時には意外と穴場なんじゃないかなと思いました。ケーキも食べてみたいので、また再訪したいと思います。

※カフェ関連情報※

店舗情報 [Tedboy]